台風10号とともに不眠にさようなら

2020-09-12

先日の台風10号。
史上例を見ない。
今まで経験したことのない。
など、事前にどれだけ凄まじい台風なのかとびびりあがって、いろいろと備えていたこともあってか、そこまでの被害も我が家はなく、過ぎ去ってくれて一安心。でも、今回もすごい爪痕を残して去って行った台風。

子供の頃よりも、結婚して家族ができてからの台風のほうが断然恐ろしい。
守るべきものができたという証なのでしょう。
そして、子供の頃は両親が私たちを守ってくれていたから怖くなかったのでしょう。両親に感謝。

台風がやってくる前日の志賀島。
ふと晴れ間が見えたのでドライブに行ったのですが、海は大荒れ。
いつもは穏やかで綺麗な海が荒れ狂う姿。
恐怖ですね。
すごいエネルギー。

すさまじい風の音
子供達はスヤスヤ

そして台風襲来の午前3時半過ぎ。
もう轟音と風の強さで眠れない。
家のいたるところから、何の音かわからない音がけたたましくなっている。
音の出どころを探ると、どうやら24時間換気扇のダクト?が風でずれるような音。

突風が吹くたびに、何か飛んでこないかヒヤヒヤしてました。
なぜなら、私の真横は寝室の窓ガラス。(雨戸なし)
本来なら2mほど窓から離れるべきなのですが、どうしてもベットで寝たかった。

そんな中、子供達はスヤスヤ。
すごいな。
その集中力。

大人はそれから台風が過ぎ去るまで眠れずじまい。

でも、この台風が過ぎ去った翌日から。
パニック障害発症してから、初めて。
ふわっとこれまでのように、本能的に眠りにつくことができたんです!

本能的にというと、
これまでは、「眠り方」ってどうやるんだっけ??
と、どうやったら眠りにつけるのか。を考えてしまうくらい眠れなかったんです。そして、まぶたを閉じてみると、今度は呼吸の仕方がわからなくなる。
どのくらい吐いたら吸うんだっけ?
といった具合に。

そうこうしているうちに、過呼吸のような状態になり呼吸が苦しく・・・

そんな毎夜なので、夕方日が沈み出すとまた眠らなければならない夜がきた。と憂鬱で・・・

清々しい朝を迎えられる喜び

そんな日々が、この台風が過ぎ去ると一転!
眠れる!
眠れる!
眠れた!

嬉し過ぎます。

朝、目が覚めた時の景色がもうキラキラしてて、
神様ありがとー!!!って叫びたいほど幸せな朝がやっと戻ってきた。

台風が全てを吹き飛ばしてくれたような感じ。
私の頭や心のモヤモヤも全部。

こどもたちによるデコレーション

眠れない日々は、寝室は私にとっては苦しみの場所だったため
寝かしつけの絵本読みも、おしゃべりタイムも全てしてあげられなかった。

けど、眠れるようになったら
寝室で過ごす時間がすごく楽しい時間に。
普段、具合が悪くて子供達の話もまともに聞けなかった私。
私の具合がよいことを察知してか、子供達が矢継ぎ早にいろんな話をそれぞれしてくれる。
これまできっとたくさん我慢させてたんだろうな。

ごめんね。

次男の大好きなマリンワールド

子供達を連れてのお出かけも、随分楽になり、一緒に笑顔で楽しめるようになった。今までは、とりあえず連れて行くまでは頑張れるけど、現地では笑顔になる余裕もなかったことを、改めて振りかえると気づきます。

眠れるだけで、体力もきっとぐんと回復するだろうし
頭も休められる。

眠れない日々は、本当に苦しかった。

眠らせない拷問が世界で一番辛いと昔聞いたことがあるような、ないような。
絶対苦しいはず。
頭が変になると思う。

若い頃は、
「人生の1/3は眠ってるなんてもったいない!寝る時間を削って行動した方がいいに決まっている」と本気で思っていた時期もあったけれど
充実した人生は、睡眠時間の質で決まるといっても過言ではないほどですね。

眠りって本当に大切。
そして、その眠りを司る自律神経。さらに大切。

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