2020-07-29
病気と特性
2022-02-06
パニック障害で1ヶ月の入院をしていた去年の夏。
退院後、私はなぜかゴミに目覚めた。
それは、パニック発作の緩和に海の砂を触ることがすごく効いたので
ちょこちょこビーチクリーンに行っていた時。
見渡す限り、プラスチック片。
それを見てすごく胸が苦しくなって
人間の傲慢さに。
そこからゴミについていろいろと調べはじめ
最終的には徳島県にあるゼロウェイストの街。
上勝町まで
飛行機で行ってしまったのだ。結構すぐに。
パニック障害の人が飛行機に乗るってすごくハードルが高いことだということを知らなくて。
搭乗手続きが始まったあたりから、なんだかぞわぞわ胸騒ぎ。
しかしもう遅い笑
なんとか遠くの山を眺めながら離陸できました。
あの時の私は
もう、何かに突き動かされるように
毎日ゴミゴミゴミゴミ言ってた。
SNSの投稿もゴミ一色。
そんな私のゴミ熱をうけて、友人が私をサステナブルの旅に誘ってくれたり。
県外から、わたしに会いにきてくださった方がいたり。
あの頃のわたしの「熱量」は自分でも異常だなって感じてました。
夜目を閉じてもアイディアが次から次に湧いてきたり。
早く行動したくて、動悸がしたり笑
地球環境をもっとスピード感持って
改善して行く方法を毎日毎日考えていました。
でも地球規模の問題。
わたし1人の力ではなかなかインパクトが伴わなくてもどかしくて。
何がわたしをここまでさせるんだろう。
って毎日疑問に思ってた。
で
心療内科の先生に
その旨お伺いしてみた。
「その衝動により、生活に支障をきたしていますか?」
「いや。そうでもないです」
「じゃあ大丈夫です。」
以上。
そっか。
まーこれはこれでいいのだなと。
その時は納得しました。
そしてそれから1年経ち。
あの頃を振り返ってみる。
そしてたまたま
双極性障害。という病気があることを知る。
その病気の症状を見ると、まるで去年のわたしのこと。
先生に相談したあの時
先生が
「双極性障害という病気もあるのですが・・・」
みたいなことを言ったもんなら、わたしは多分すかさずその病気のことを調べ
あ。わたしだわ・・・
ときっとその病気にわたし自身を寄せていたことでしょう。
そして
もしかしたら
本当にその病気になっていたかもしれない。
先生はそこも見越して
病名をおっしゃらなかったのかもしれない。
だって
症状的にもろ双極性障害だったんだもの。
どこから先が病気でどこまでが特性なのか。
本当に治療が必要な人に「考えすぎよ。それ特性よ」というのはダメだし
かといって
病名をなんでもにつければいいってもんでもない。
ひとまず、あの時の私は自分自身でもちょっと病的だなと感じていたんだけど
あの頃のあのパッションに溢れた自分。
落ち着いている今思い出してみると、ちょっとうらやましい。